2017/08/11
箱が好き。
ずっと前に「箱が捨てられない」という癖について書いた記憶がありますが、
そう、箱が好きなのです。
最近のパッケージって格好良いですよね。
ものによっては中身よりも箱のほうが価値があるんじゃないか
って思うようなときもあったりするくらい(笑)
それくらいパッケージのクオリティって昔に比べて飛躍的に上がっている気がします。
パッケージが良いと商品が届いてから箱を開けて商品に到達するまでのドキドキ度が上がる。
面白い映画の序章を観ているような気分になって、商品の価値がぐぐっと上がります。
デザインの力ですよね。
要はリリースから始まって、広報やパッケージング等々、プロダクトのゼロ地点からユーザーの手元に届くまで、全体をしっかり見据えた商品全体の作り込み。
いずれはこれも一つの流れとし時代とともに消化されていくものだとしても、1ユーザーとしては、箱好きとしては嬉しい限りです。
商品を受け取って箱を開ける時のドキドキ感で記憶に残っているものってなんだろうと改めて過去を振り返ってみたら、
初めてipodを買って手にした時かなぁ。
当時、まだまだ高額品で買うのにだいぶ勇気が必要だったのを覚えてきます。
amazonなんかもまだまだ一般的では無かったので、わざわざヨドバシカメラに行って店頭購入。
家に持ち帰って開ける時のドキドキたるや。。
最初に手に取ったパッケージの高級感と商品にたどり着くまでのプロセス。
そのすべての体験が商品の価値を何倍にも引き上げてくれました。
もともと箱って好きだったのかもしれないけど、それ以降こだわりが一層強くなりましたね。
今では「これいいな」って思う箱はすべて捨てずに保管してあります。
あと、見た目はそれほどではないにしてもパッケージの仕組みが美しかったり、理に適っているものもすべて。
場所取るっていえば場所取るんだけど、まあそれはそれ。
物の良し悪しが一番重要な事は重々承知の上だけど、それを包み込む「箱」の存在を深く考えてみれば、そこにはたくさんの気付きがあります。
とか言いつつ、先日の電子書籍のお話とはどこか相反するものを内包しているので、モノを取り巻くあれこれって何とも不思議な世の中になっていますね。
まー、分かる人に分かれば良い的な、そんな偏った話題です。
他愛のない話でした。
お付き合いありがとうございます。
行き着くところ、単なる箱フェチです。