2017/07/23
回り道。
基本的に何でも自分で見て触ってみないと納得しない質(タチ)です。
どんなに詳しい人に「やめとけよ」と言われても、「オススメだよ」と言われても
自分で確かめないと最終的に腑に落ちないので、だいたいは手を伸ばしてしまいます。
やめときゃいいのに。
こればっかりはね、性格なので如何ともしがたい。。。
でもね、
この性格が災いしたようなケースってこれまで生きてきて一度もないので、きっとそこには「理」があるのだと思っています。
だって、自分で確かめて判断したことですもの。
どっちに転んだとしても後悔は無いし(いや、、、たまにはあるかも)、失敗してもそこから確実に得るものがあります。
次へ繋がる何か、が残るのです。
だから昔からずっと自分で確かめることの大切さを忘れないようにしています。
というかくどいようですが性格です。
確かめるといっても分かりやすく凝視したりはしませんよ。
見るとはなしに見て情報を蓄積しています。
関わっている事全部にフォーカスしていては身が持ちませんから。
これから人の生き方は多様性の時代です。
自分自身のやり方でやりたいようにやる、という価値観の、そのための方法論が生き残りに大きく影響してきます。
そういう時代においてはきっとこの面倒くさい(?)性格は吉と出ると思っています。
そんな性格なものだから、ひとつの事柄に対してトコトン確かめた後、
「これは違う」と判断した時の引き際は、自分でも驚くほど潔くドライな時がしばしばあります。
場合によってはひどく冷たい人に映るかもしれない。
これもまた性格ですかね。
悪気は全く無いのです。
でも自己完結でザザーーーっと引いてゆくことはたまにあります。気をつけて。
逆に理があると思ったことにはたとえ回り道に見えたとしても長期戦に臨みます。
「急がば回れ」
日本語の表現の中でも好きなものの一つです。
一見遠回りをしているようで、実は結果的にはその方が早く事が進む、という意味ですが、
これは偶然の結果ではなく、物事の本質を見抜いていればこそ出来得る事だと思います。
そう、回り道には訳があるのです。
年齢的には今、人生の折り返し地点に立たされています。
もうそろそろやるべき事、やらない事の選択をしながら狙いを定めていくべきだと考えています。
勢い任せの時間や気持ちの使い方ではこの先は難しくなっていきます。当たり前。うむ。
なんだかんだと落ち着かない日々だから、常に色んな情報が、色んな人が自分の中を出たり入ったりしています。
前述したように勢い任せではもう駄目なところに来ているので、ちゃんとひとつひとつ見て確かめながら歩いているつもりです。
やっぱり全ては持ちきれないのです。
だから残すもの、捨てるものを日々リアルタイムで取捨選択しています。ほんとに。
全ての判断は自分の中の「理」に従っています。
それが出来るような時代になってきました。
良いとか悪いとかではなく、これは時代の流れであり、ただの現実です。
意味のない回り道はしていません。しません。
急がば回れ
意味のない回り道が格好良くすまし顔で出来るのはさて、いくつになってからでしょうね~。
そんな自分を夢見ながら現在(いま)を生きています。
早いもので7月も終わろうとしています。
やれやれ今月も何とか乗り切れそうです(精神的に)
手先、つま先の温度感としては昨年ほど忙しくないかもしれませんが、これはこれで濃ゆい時間を重ねています。
今年は、、、うーん、なんだろう、、、内面が慌ただしい一年になっているかもしれません。