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Diary2017
2016.11.1~2018.2.28
2017/06/29
くだらない話
多様性。
今夜はムシムシします。
梅雨ですね。
夏の入り口ですね。
こんな片田舎で生活していて、忙しいながらも割りと好き勝手に暮らしているつもりではいるのですが、
「何が起きているんだろう?」
「どうなっていくんだろう?」
日々、こんな不安とも言えない、ワクワク感とも言えない、そんな言いようのない気持ちをぶら下げて生きています。
何に対して?
ざっくり言えば世の中に対して。
社会に対して。
人の生き方に対して。
我々よりずっと下の人達はきっと今の状態が当たり前。
だからきっと何の疑いもなく受け入れていると思います。
それが前向きの気持ちであって欲しいとただただ思うのです。
我々の親の世代は、もう通り過ぎた電車を見送るような気持ちでいるのでしょうか。
追いつこうとはせず、後ろを見ているのかもしれません。
極めて良い意味で自分たちの居場所はすでにあるのでしょうから。
我々の世代は交差点に立っているのだと思います。
パラダイムシフト、なんていう言葉が現実味を帯びているような世の中です。
ひょっとしたら橋を作るような、時代を繋ぐような役割を担っているのかもしれませんね。
世の中は、人の生き方は、本当の意味で多様性を見せているように感じています。
雑に言えばなんだってやりよう次第な時代です。
良いとか悪いとかではなく、それが今の世の中の状況なのでしょう。
これまでの常識は理にかなわなくなっているというのを日々色々な現場において肌で感じます。
ここ数年は何かのプロジェクトに関わる時、自発的に何かアクションを起こす際には、いわゆる「常識」や「当たり前の事」などは一回全てリセットしてゼロから構築していくという思考を大事にしています。
交差点に立つ我々世代は、過去と未来との接点をバランス取りながら慎重に繋ぎ止めなくてはいけない役どころです。
どっちに偏っても行けないと思うのです。
だからいつもゼロ地点からの思考。
そしてそこには間違いなく「理」と「可能性」があるのだと信じて進みます。
これまで続いてきた伝統や歴史、文化に敬意を最大限に払いつつ、それを乗り越えていく勇気と力。
それが今必要なのだと思っています。
人の生き方・暮らし方は今後大きく、でも緩やかに変わっていきます。
そんな中で自分に出来ることは何か、ということを随分と前から考え続けています。
「オフィスましこのね」の立ち上げはそんな想いがあっての事です。
ここ2年ばかりはオフィスの仕事が中心の生活です。
40を過ぎて日々暗中模索とはなかなか愉快な生き方だと思っていますが、なかなかどうして面白くやってますよ。
山あり谷ありですが心の奥底では自分が思い描く「理」に少しづつ、少しづつ歩み寄っている実感が感じています。
さっぱり出口が見えてきませんがね。
今夜はとりとめもなく。
何となく書きたくなったもので。
明治維新から約150年という地点に我々は今立っています。
ただの事実です。