2017/03/07
趣味
オーディオとカメラは天井無しの趣味。
ぶっちゃけ、子どももおるし会社もあるし、今後どれだけ趣味にお金と時間をかけられるかって言うと正直微妙なところではあります。
とはいえ、一度遠くを視てしまうとなかなか近くには戻れないもの。
そこはたとえ本質からは離れようとも「聴ければいいや」というのとはちょいと訳が違うのです。
ただただ趣味の王道を行くのみ。
分かり易い。
オーディオに対しての熱は学生時代~秋田でのサラリーマン時代がピークで、あの頃はバイト代や給料をかなりつぎ込んでいました。
前にも書いた気がするけど、新車一台分はかるくつぎ込んでたんじゃないかな。
益子に来て全部売っちゃったけど。
しかも二束三文で…。
俺、基本過去にはこだわらないし、引きずらない性質なんですが、これだけは思い返しても馬鹿だったなぁって思う。
あの頃は立派な焼き物やさん(なんだそりゃ・笑)になるためには雑念は無くさなきゃっ、ていう妙な強迫観念に背中を押されていてね…。
あのコンポーネントを今の住居に持ってきていればもっともっと素晴らしいオーディオライフが送れていたのにね…はあ。
とはいえね、近年の技術の発達は目覚しいものがあって。
ほんとに目覚しくってね。
単に音質向上と言うものだけではなく、新しい技術と音質が足並みそろえてリスナーによりよい視聴環境を整えてくれているのが本当に素晴らしい。
たとえばデータ配信、ハイレゾ、Blutooth・NFC、ノイズキャンセリング、等々。
かつてワイヤレスは音が悪い、なんて常識はどこへやら。
通信技術の発達は本当にすごいですね。
テレパシーで会話できる世の中は割りと直ぐ側にあるんじゃないかと思わせてくれます。
それが良いか悪いかはまた別の問題としてね。
そう言えば毎年年末にブログで書いていた「今年買ったもの」みたいな記事、昨年は忙しくって全く書いていませんでしたが2016年のベスト・バイはSONYのヘッドホン「MDR-100ABN」でした。
これは本当にすごい。
音楽の素晴らしさをまた改めて実感させてくれています。
しかも聴く環境によって異なるスタイルを選びながら。
ここが最新技術のすごいところ。
ヘッドホンとしては割りと贅沢な買い物だったかもしれませんが、それだけの価値がある。
そんなプロダクトです。
って言っても最初に書いたようにこの世界は天井なし。
上には上があるのです。
ま、「いつかはきっと」っていう道具への憧れも日々のささやかなモチベーションなんだな。
浪漫ともいう。
結局終わりはないんだが。