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Diary2017

2016.11.1~2018.2.28

 

2016/12/31

ご挨拶

今年もお世話になりました。

早いもので今年ももう終わり。

40年生きてきた中で今年が間違いなく一番早く過ぎ、忙しく、そして楽しい一年でした。

お陰さまでほれ、この通り、ブログもさっぱり更新できないまま、今年最後の更新と相成りました。


まさに激動とも言えた2016年。

年明け、今年の抱負として「承」の字を掲げました。

ここ数年の色々な流れを受け継ぎ、次に繋ぐ一年になるだろう、するつもり、という想いを込めての一文字でした。

ただ何となくぼんやり考えたものではなく、線を自分なりに引き寄せてきての先の見通しだったので、2016年に色んなタイミングや人が集まるだろうということには少なからず確信のようなものがありました。

とはいえ、あまりにも沢山の機会が集中しすぎました。
諸々予想以上でした。


本当に色々あった、ありすぎた一年でありましたが、その中でも輝く大きな星はふたつ。

「有限責任事業組合 オフィスましこのね」の立ち上げと、娘、「凜」の誕生です。

昨年度町の業務委託を受ける形で立ち上げた「オフィスましこのね」をさらにもう一歩先へ進めるため、独立起業いたしました。
「有限責任事業組合 オフィスましこのね」として6月、再出発。
正式に起業したことで沢山の仕事を請け負う事が可能になりました。
2016年は益子町として様々な機会に恵まれた年でしたが、その流れでこちらとしても沢山の良い機会、ご縁を受け取ることが出来たと思っています。ただ、想像以上に多かったですが…。
「オフィスましこのね」は一番最初の立ち上げから数えると来年6月で3年目を迎える事になります。

さらなる飛躍を目指し、結果的にそれを町に還す事が出来るような仕事をしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

共に歩いてきた仲間達には心から感謝したいです。
ありがとう。
来年もよろしくお願いいたします!

>>オフィスましこのね オフィシャルサイト



そして娘、「凜(りん)」の誕生。

9月15日誕生。
ようこそ我が家へ。

現在3ヶ月半。
きゃわゆいです。はい。

娘を見ているとね、色々考えさせられるというか、なんというか。
仕事の事も人のことも環境のことも、全てはここに答えのようなものがあるのではないか、という不思議な感覚に囚われます。

生き物としての感覚、直感力は間違いなく幼児のときがピークだと思います。
そこから体の成長と引き換えに失われてゆく本能にも似た感覚。
人の進化と退化は、生き物としての進化と退化は...さてなんなのでしょうね。

そんなことを考えているとふと「ベンジャミン・バトン」という映画を思い出してしまいます。

プラスとマイナスの交差点で、それぞれ人は何を見るのでしょうか。

凜には良い時代を生きてもらいたい。ほんとに。
そのために今の我々世代がしなくてはいけないこと。
日々探し続けています。


平均寿命を全うできると過程するならば今がまさにターニングポイント。

ここから先はこれまでとまた違った歩みになっていくことでしょう。

なかなかじっくりと書く時間がないので、どうしてもふわっとした話になってしまいますが、具体的には立ち上げた会社の運営をより深みのあるものにするべく奔走するつもりです。

作陶ももちろん行いますが、今までよりもまた更に少なくなるかもしれません、、、楽しみにしていただいる皆様、すみません。

でもね、自分の中心は陶芸であることには変わりないので、回り回って削ぎ落としつつ良い服に着替え最後はまた陶芸にすべてを集約して自分の作りたいもに邁進します。今はそのための積み重ねだと思っているので中心は何も変わっていません。


年が空けたら1月はロンドン、2月はNYに出張です。
その後はまた台湾。
台湾は今年も2~3回程いくことになるでしょう。
益子は陶器市100回記念の年でもあり、JRDC(ディスティネーションキャンペーン)は栃木県。
1月は仙台で企画展。5月には東京で個展。

その他通常業務が沢山あります。

すでにもう前半は予定がびっしり。
きっと2017年も足早に過ぎていくと思います。

さて、色々と書きましたが2016年も間もなくおしまい。
今年一年沢山の方々と出会い、多くの人に支えられて歩いてきました。
そんな皆様と素敵なご縁に感謝!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さん、良いお年を。

2016年12月31日 栗谷